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(囃子)窓のサンサもデデレコデン はれのサンサもデデレコデン 筑子の竹は 七寸五分じゃ 長いは袖の カナカイじゃ 踊りたか踊れ 泣く子をいくせ ササラは窓の 許にある 向の山を 担(かず)ことすれば 荷縄が切れて かづかれん 向の山に 啼く鵯(ひよどり)は 啼いては下がり 啼いては上がり 朝草刈りの 目をばさます 朝草刈りの 目をさます 月見て歌ふ放下(ほうか)のコキリコ 竹の夜声の 澄みわたる 万のササイ放下(ほうげ)すれば 月は照るなり 霊(たま)祭 波の屋島を 遁れ来て 薪樵るてふ 深(み)山辺に 烏帽子狩衣 脱ぎ葉てて 今は越路の 杣刀 娘十七八 大唐の藁じゃ 打たねど腰が しなやかな 想いと恋と 笹舟にのせりゃ 想いは沈む 恋は浮く イロハの文字に 心が解けて 此身をせこに 任せつれ かぞいろ知らで 一人の処女(なじょ)が いつしかなして 岩田帯 向いの山に 光るもんにゃ何んぢゃ 星か蛍か 黄金の虫か 今来る嫁の 松明(たいまつ)ならば さしあげて 燃やしゃれやさ男 漆千杯 朱千杯 黄金(きん)の鶏 一番(つがい) 朝日かがやき 夕日さす 三つ葉うつ木の 樹の下に 色は匂へど 散りぬるを 我世誰ぞ 常ならむ 憂ゐの奥山 今日越えて 浅き夢みし 酔ひもせず 「こきりこ」は、越中五箇山・上梨の山里を中心に伝承された全国的に有名な古代民謡る。 多くの民謡は起源や伝承の経緯がつまびらかでないのに比べ、この唄は『越の下草』や二十四輩順挿図絵、『奇談北国巡杖記』などの古文献に記載されており、大化改新(約一四〇〇年前)の頃から田楽として歌い継がれてきたという。
by 55kara
| 2006-02-05 15:48
| 盆踊り系
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